中新世

新第三紀のうち、約700万年前に最古級の初期人類が現れたとされる時代(世)を何というか?
重要度

【参考リンク】

中新世 (ちゅうしんせい)

約2303万年前〜約533万年前

【概説】
新生代の新第三紀前半に位置する地質時代。日本列島がアジア大陸から分離して現在の「島国」の形へと近づき、地球規模では最古の人類が誕生した激動の時代。

日本列島の成立と地殻変動

中新世は、日本史における「舞台」としての日本列島が形作られた極めて重要な時期である。この時代が始まる以前、現在の日本列島に相当する陸地はアジア大陸の東端に位置していた。しかし、約2000万年前から日本海が急激に拡大し始め、大陸から引き裂かれるようにして日本列島が弧状列島へと変貌していった。この時期に起きた激しい火山活動や地殻変動は「グリーンタフ(緑色凝灰岩)変動」と呼ばれ、現在の日本列島の骨格と、のちの鉱山文化を支える多様な鉱物資源が形成された。

地球環境の変化と初期人類の誕生

中新世を通じて地球環境は徐々に寒冷化へ向かい、森林の縮小と草原の拡大が進んだ。こうした環境変化に適応する形で、中新世末期にあたる約700万年前のアフリカにおいて、人類の祖先とされるサヘラントロプス・チャデンシス(トゥーマイ猿人)などの初期人類が出現した。のちの旧石器時代に日本列島へ渡来する人類の祖先は、この中新世における激しい気候変動を契機として、進化の歩みを始めたのである。

人類の起源-古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」 (中公新書, 2683)

古代DNA解析という科学の武器を用い、ホモ・サピエンスの誕生から拡散までの壮大な歴史を解き明かす知的興奮の書。

サピエンス全史 上: 文明の構造と人類の幸福 (河出文庫)

人類が虚構を信じる能力で文明を築き、いかにして地球の支配者へと変貌を遂げたのかを鮮やかに描き出す歴史の決定版。

日本史一問一答(ランダム)

Q. 律令国家の税制の基本となる、収穫した稲を納める税、都での労働の代わりに布を納める税、地方の特産物を納める税をまとめて何というか?
Q. 太政官のトップであり、天皇の補佐・師表として極めて高い徳が求められた国政の最高責任者の役職は何か?
Q. 律令制の地方行政において、国司の下に置かれ、現地の有力豪族が任命されて徴税などの実務を担った役職は何か?